2007 年 Kosmos から発売。グルゼゴルツ・レヒトマン作。ソロプレイが前
提のパズルゲーム。プレイ人数 2-4 人(1人でもいける)。30 分前後でプレ
イ可能。また、言語依存は無い。
ルールは恐ろしく簡単で、毎回お題が与えられるので時間内(砂時計付属)
に手持ちの所定のピースを使って問題を解く。それだけである。時間内に問
題が解けた場合は、宝石が獲得出来る。1 位なら 3 点の宝石とランダムに
袋からくじ引き (1 – 4 点が入っている) を行う。2 位なら 1 点とくじ引
き。それ以外は、時間内に解ければ 1 回くじ引き出来る。時間内に解けな
ければ、何もない。
問題を解く => くじ引き を 9 ラウンドこなして、最も得点の高い人が勝ち
というゲームである。ただ、このゲーム、得点方法はかなり運の要素が強い
ので、勝った負けたは後付けな気がする。それと、『テトリス』や『ぷよぷ
よ』のようなパズルゲームなので、絶対に勝てない人が出てくる問題を孕ん
でいる。その場合は、各人で難易度調整を行う様なバランスになっているよ
うだ。
解く問題は、3 ピースを使うボードと 4 ピースを使うボードがある。また、
担当色によって同じボードでも使うピースが異なる様になっている。問題数
としては、問題ボード 54 枚 * 2 (表裏 / 3 ピースか 4 ピースか) * 4 (担
当カラー) = 432 パターンの問題数 ということでかなりのボリューム。さら
に、ピースは、1 – 13 まで番号が振られているのだが、10 – 13 はそれぞれ
担当色によって異なる形状をしているこだわりよう。おまけでついている得
点早見表も分かりやすくてヨイ。
ゲームとしては、『ウボンゴ』に慣れた人向けらしいけど、大人なので『ウ
ボンゴ Ex』ぐらいで丁度良いと思えた。ソロプレイなのだが、皆でプレイす
るとなぜか盛り上がる。問題が解けた時の開放感はなかなか清々しいものが
ある。問題を解くにはコツがあるようで、それが分かってくると面白くなっ
てくる。基本的には、使うピースで最もややこしい形状のパーツから攻めて
いくと良いみたいだ。
このゲームの素晴らしいところは、ルールが恐ろしく簡単で奥が(それなりに)
深いと言うところだろう。人数による依存も無いので、場合によっては途中
参加も可能だろう(適切な得点を持って参加すればよい)し、短時間で時間通り
収まるので調整用に使える。また、短時間にやたらと集中的に脳を使うので
終わった後、妙に心地良い気分になれると言う点も素晴らしい所だ。初めて
プレイした時には、全員に好評でとあるプレイヤーは速攻発注をかけていた。
ちなみに、ウボンゴシリーズであるが人気のようで色々なパターンで発売さ
れている模様。playgame:ウボンゴシリーズのリスト
また、ユーザーが作成した Crazy Expansion という 5 ピース使う拡張も出て
いる。(無料で pdf のダウンロードが可能)
spookyさん、こんばんわ!
この記事を読んで急にウボンゴEXが欲しくなり、注文しようと色々調べましたが、現在品切れ中でした。
あ〜、遊びたいよ〜。
こんばんは。
私は amazon.de 購入しました。
送料はたしか、14 ユーロ固定です。
なので、いくつかゲームを頼むと安く済みます。
今調べた所、amazon.com でも販売しているようです。
こちらは、従量制ですがおそらく amazon.de より送料は安いはずです。
国内でも『ウボンゴEX』で Google で調べると販売しているショップがあるみたいです。
ただし、値段がかなり高い様です。
ではでは。