グレンモア

Glen More

グレンモア(Glen More)』 alea の 2010/06 の新作である。
しばらく低迷の続いた alea 作品中での久々の alea ブランドらし
いゲーマーズゲームというような事がどこのレビューを見ても書い
てあったので、購入。

しばらく入手が難しかったが、2010/08 月になり再入荷が始まっ
た模様。ゲームとしては、拡大再生産系のゲームで、かなりソロプ
レイ感の強いタイル配置ゲーム。プレイした事はないのだが、似た
ようなゲームだと『アルハンブラ』が最も近いらしい。個人的にはカ
ードゲームの『Race For The Galaxy』が近いと思った。

個人的な感想だと、シムシティを無理矢理マルチプレイに対応さ
せたような感じだ。タイルの枚数もそこそこ多く 70 枚前後入って
いる。この手のゲームにありがちな、特殊効果は派手すぎず、弱
すぎずで良くまとまっている。

ゲームに登場する要素が色んなゲームのつまみ食い (最近あり
がち?!) したような作りになっていて、1 度プレイしただけだと全
体像が掴みにくい構造になっているので、猛烈に好みが別れそ
う。

それと、トッププレイヤーを叩く事があまり意味のない行為に思え
るので、誰かが特出してしまった場合はかなり辛い展開になる。
まぁ、逆に平和なゲームとも言える。

プレイ人数によってかなり感触の違うゲームになる。人数が多い
方がシビアなプレイを求められる。

ゲームの目的(得点取得)がいまいち散漫で見えづらいのも、初
心者には辛いところだ。

手番の周り方はかなり特徴的で、周回トラックの遅い人からプレ
イを行う。周回トラックは、先頭の方が基本的には強力なタイル
(新しい) が出るようになっている。手番が回ってきた場合、周回
トラック内のどのタイルを取っても良い。牛歩で進めば、タイルは
沢山取得できるが、強力なタイルが欲しければ一気に進まない
と行けない。一気に進んでしまった場合は、しばらく自分の手番
が回ってこない。ここに関しては、かなりのシビアな計画性が求
められるのではと考えている。

得点取得の方法はかなり多彩で、好感が持てる。勝ち筋もいくつ
かありそうで、組み合わせの妙も楽しめる。

ゲーム終了時の得点計算は、良くできていて無闇に領土を拡大
(タイルを配置島しまくる)事を否定していて、各プレイヤーの中で
最小配置数の人から多い分だけ、減点対象になる。
例えば、ゲーム終了時、3人プレイでタイル配置数 10,11,12 の
場合は、11 と 12 のプレイヤーが、一定数減点される。
と言う事で、効率の良い領土を作らなくてはならないのだ。ここが
かなり悩ましく最大のポイントになっている。
ゲーム終了時にしか効果を発揮しないタイルによりボーナス得点
も良くできていて、バランスが良い様に思った。

ゲームの展開はかなり早くボヤボヤしていると、いつの間にか終
わっている。この辺はかなり好みで、1時間以内に収まるわりに
様々なリソースを駆使して多彩な得点方法で効率よく稼ぐと言う
ようなわりかし忙しめのゲームに思えた。詰め込みすぎていない
点も良い所だ。

ゲーム終了時に、勝った負けたに関わらず、配置したタイルを裏
返すと自分の布石が見える。そのため、次はこうしようという様な
感想戦が言い合える。

これは、慣れを要求するがかなり良いゲームではないだろうか。

参考URL:
ロココの仕立屋 拡張: 宝石箱、その他 ラジオレビュー(ルールについての明確化)


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