レオナルド・ダ・ヴィンチ展

平成館の看板 その日の夕日
上野の東京国立博物館特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」に行ってきた。
目的は、『受胎告知』を観に行くことなのだが…。

感想を端的に述べると、
主催側に上手いことヤラレタなぁ。

『受胎告知』自体は、歴史的に価値があって、遠近法を確立したという凄い画なのかもしれないけど、結局、今回のダヴィンチ展では1点のみ展示という荒技をやってのけた。
もう1点もあったけど、出所の怪しいキリスト像…。
イタリアのウフィツィ美術館から持ってきたらしいが、他にもいくつか持って来いよ! と思わず思ってしまった。
普通、メインの画家の展示数が少ない場合、同時期の他の画家とかで埋め合わせするものなのだが…問答無用で1点のみ。ある種、潔いのだが、やっぱり不満の残るものであった。
東京国立博物館の他の建物の中にタダで入れたので、建築物好きになりつつある私には、満足度が高かった。
モネ展が良かっただけに、期待しすぎたのかも知れないなぁと改めて思った。


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