モネ展行ってきた

日傘の女性
さて、久々に、美術館に行きたくなり、今年新しくできた六本木にある国立新美術館モネ展に行ってきた。

感想を端的に述べると、
初期と末期で作風がほとんど変わってない事に驚いた

さて、国立新美術館であるが、まず、場所が分かりにくい!
で、旧陸軍の施設?だったらしく、それらしき建築物がいくつか残っている。また、建物自体はかなり斬新極まりない作りで、面白かった、傾度のある自動ドアなど。オープンカフェなどもあり、かなり親しみやすい作りになるよう配慮している面もあった。

モネ展の音声ガイドは、小泉今日子であった。まぁ、華麗にスルーしましたが、何でやねん。また、微妙な…。と突っ込みを入れたかった。しかも、公式サイトで下記のような発言を発見!
「実際にモネの絵を見てみたいですね。会場にもぜひ足を運びたいと思います。」
エェ!!! 観てないのー。なぜにナレーション?(笑

さて、モネ展に戻ると、平日にも拘わらずかなりの混雑。100点ぐらい集めていた。コレは凄い。印象に残ったのは、『ゴディベール婦人』、『セーヌ川の朝』、『パリ万博の祝祭』、『睡蓮』である。
離れてみると、綺麗だが、近くで見ると、何を描いているのか、全く分からないという独特の作風には、画を見るという行為に一種独特の価値を生み出している様な気がする。

クロード・モネ、その人自身は、自分の家がかなり好きであったのではないかと思った。自分の家近辺の画が凄く多かったからだ。確かに、自分の家は、居心地が良く、ネタにする話題も、自分の好みの話題が多いので、画としては描きやすいのかも知れない。ネタも、風景画や人物画、植物を題材にしたもの等が多く、一般に受け入れやすいスタイルを取っている。

印象派のモネ、まぁ、印象派ってのがなんなのかは、良く分かりませんが、音楽で言うとドビュッシー。ドビュッシーも、モネも、何となく共通しているのは、昔からの芸術=しかつめらしい価値観とは、違った流麗なスタイルであると同時に、追求すればするほど、深みを与えてくれる様な当時としては、そんな斬新なスタイルであったように思う。
家に軽く飾るのもOKだし、美術館に仰々しく飾られてもOK。
そんな一見相反する要素を両立したスタイルを確立したように 思えた。


モネ展行ってきた」への2件のフィードバック

  1. えーもん見てきたやん

    モネですかー。確かに独特のスタイルですねー。
    スプも絵なんか始めてみてはいかがでしょう??

  2. 画を描くですかー。
    アリと言えばありかもね。
    趣味なので、ヘタでもイイしね。
    うーん、考えておこうかな…。

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