葬儀

11/24 AM 2:45の祖父が亡くなった。
この一件が、僕には、非常に勉強になった出来事だった。
色々あったけど、葬式を行って良かったと思う。
「葬式というのは人生の縮図である」 と、僕の父は言ったけれど、まさにその通りであった。
そして、葬式をとりあえず滞りなく澄ませたことは、祖父への良い餞(はなむけ)であったと、そう思える。
「そう思える」 ことが非常に重要なのだ。

さて話を戻すと、
24日の午前5時に、突然僕の父から電話が入る。
話を聞いて、ビックリ。なんと、祖父が亡くなったというのだ。
その時は、祖父が亡くなったのは、それなりに悲しかったけれど、
僕の人生観は多分、人より冷めているので、
諸行無常であるだとか、栄者必衰であるだとか、そんなことを考えていた。

まぁ、約4日間葬式のために、実家に帰ることになった。
で、色々あったが、とりあえず、無事に葬式も終了。
通夜・告別式では、祖父が好きだったらしいビートルズの『Let it be』を流した。
ほかは、色々を書くと、長すぎるので省略することにします ^^;;

今回の一件では、
僕としては、家族で一致団結して、何かを成し遂げた と思えたのは、
今回が初めてだったと思う。(悪い意味じゃなくて、ね)
以前にも、僕がいない時代だとか、いる時代かも知れないけど、
僕の参加なしで、色々なことをやってきたのだと思うけど…。

あと、僕の父には、色々言ったけど、
「今回の一件で、お父さんは、今までで一番格好良かった。正直、感動した!」
と、本当にそう思えた。

サラリーマン=ショボイ と思っていたけれど、
そんなこと無いじゃない。良いじゃない。
と思えた、そんな一瞬があった。

そして、無くなった祖父は、沢山のことでお世話になった。
大学が卒業できたのは、多分、祖父のおかげに違いない。感謝。
今の会社に勤めることが出来ているのも、大学を卒業しているからだと思う。
今どきの会社は、実力主義とはいうけれど、
実力のある人とは、会社の中で10%を指すと思う。
やっぱり、会社としては、リスクを避けたいという思いもあるだろうし、
大学を卒業することは非常に意味のあることだった と本当にそう思う。

葬式では、そんな祖父に何かをお返し出来るように、僕なりに最大限の努力を行った。
やっぱり、家族って良いもんですね。

葬式の間ずっと聴きたい思っていたショパンの『バラード 1番』を聴きながら、そんなことを考える。


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