帰宅

帰宅しました。
とりあえず、色々あったけど、今日は、ゆっくり寝ます。
うーん、最近、情報を隅に追いやる(現実逃避)のが我ながら巧い。

今後の予定
・写真のアップ
ウィリアム・ゴールディング『蝿の王』の感想文
・滞在中にあったこととか
レイ・ウーロン(鉄拳5で最弱らしい)

んー、この辺ですか。
あと、明日辺りにウンベルト・エーコ『薔薇の名前』が届くっぽい。

今は、イタロ・カルヴィーノ『柔らかい月』を読んでます。
かなり、凄い想像力。ぶっ飛び具合と妙な論理性や科学の実証性が混じり合って、凄く不思議な文体。

Qfwfq氏は追憶して語る…これは現在形で話しているがずっと遠い昔の話なのだ。(中略)
シビルは言う。「地球はずっと強力なのよ。月をその軌道からそらさせて、地球のまわりをまわらせるようになるわ。私達は衛星を持つことになるのよ。」
「もう私達地球の優位性があなたにも分かるでしょう?月はどんどん下に降りてきても、そのうちに静止するときがくるわ。」

大人になると、常識とか既成の概念に縛られがちだけど、それが、良くもあり、悪くもある。もっと言うと、悪い部分の方が多いんじゃないかと、なんとなーく最近はそう思えてくる。
日本は、教育は大切というくせに、科学的(栽培型)知識ばかりを重視して、哲学・芸術などの感性を磨くような学問を軽視する傾向にある。
従順なもしくは、保守的な(?)人間を作成するにはそれでよいのだろうけど、それって物を考える能力が非常に劣ってしまうような、そんな気がしてならない。