なんか頭打ち感がある…特に仕事。
人の役に立つために仕事をしているのか、金を稼ぐために仕事をしている
のか、いや、そんな有り体な理由で仕事をしているわけではないはずなの
だが、日常というとてつもない化け物に飲まれてしまっていて、目的が見
えなくなってきた。
仕事をしている人は、役に立つ事、つまり社会を有用たらしめるために何
かの行為に従事しているわけだが、その根底がなんだかあやふやで実は大
きな誤謬、つまり嘘を孕んでいるのではないかとそんな事をつらつらと考
えている。
大体にして、社会で発生する出来事は、時と場合によって結果が違うか
ら、その場に合わせて臨機応変に対応しなければならない と言うような事
があまりに多すぎる。
真実だとか、正しさや公平性というものは、そんなくだらない理由で簡単
に歪んだりしないし、有用さとは無関係に存在すべきものなのだ と私は信
じている。
皆が言う最大多数の最大幸福は、単にエゴイズムを正当化しているに過ぎ
ない。マイノリティを完全に無視している。もっと、絶対的な回答がある
はずなのに、それを放棄しているだけなんじゃないか。
芸術は素晴らしい。有用かどうかは無関係に、ただ存在するからだ。