自分の時間を何に使おうかよく考える。
とりあえず、読書 美術館 音楽鑑賞 あたりが満足度が高い。
最近は、ボードゲームもかな。仕事で疲れて、休日無駄に時
間を過ごしてしまう事が多くなってる気がするので、もうちっと
自分のための時間を充実させようと思う。
読書
哲学の本を買い直した。読んでみる。やっぱり面白い。途中で
良く分からなくなるが、その辺が自分の理解力の限界? なのだ
ろうか。現代の問題って、随分前からアタマノヨイ人達が問題に
してきた事なのだと言う事が再認識できる。例えば、現代は欲
望を刺激する社会である事だとか、高度に管理された抑圧され
た社会であるだとか、今まで絶対的と信じられていた物事が崩
壊してしまいどこに進めばよいのか確かな指針がない世の中で
あるだとか。
美術館
数日前、渋谷のルノアール展 と 六本木のモディリアーニ展に
行ってきた。両方とも完成度が高く、満足度も高かった。美術
展は当たり外れがあるが、当たりに出会うと色々美術館めぐり
をした甲斐があったなと思える。あと、海外で有名な絵画(良く
パンフレットや美術の教科書に載っている様な)を改めて現物
を見ると、感動もひとしおである。同時に妙な違和感も感じる。
なぜこの日本に来ているのだろうか? 本物だろうか? などなど。
あまりに美しすぎて現実感がないのである。
ルノアール展は誰が行っても楽しめるだろう。フランスのオルセ
ー美術館からも『ブランコ』 『田舎のダンス』などを持ってきてい
たので、良かった。
モディリアーニの絵は、元々好きではなかったのだが、最近興
味が沸いてきた。で、美術展を見終える頃にはすっかりモディリ
アーニの世界に魅せられていた。異様な首の長さ、極端なまで
の撫で肩、アーモンドで瞳のない目など、一見すると奇妙な造
形を取っている様に思えていたのだが、何点も見ると非常に味
わい深い独特の感性に彩られた作品である事を感じる事が出来
た。それと、『若い女の肖像』を知っていたのだが、本物を見る事
が出来て良かった。この絵は珍しく瞳が描かれており、やさしく
こちらを見つめ微笑んでいる。モデルは、ジャンヌ・エビュテルヌ
(妻) だと言われている。モディリアーニは体力的な問題がある
のか、あまり大きなキャンバスは描かなかった様だ。