アーサー王伝説を読んでいる。
アーサー王伝説は、細かい物語の集合体で、1つ1つのエピソードを切り取って読んでも非常に完成されていて、オモシロイ。
色々な人物が登場するので、飽きさせない。
トリスタンとイゾルデ
ワーグナーの楽劇でも有名。
今も昔も恋愛物語は人気。
やっぱり、美男美女だから絵になるんですかねー。
話の内容は、すごく切なくて魅力的。
古典は細かい落としどころが上手いので、グイグイ読んでしまう。
人の基本的感情ってのは、今も昔も変わらないのだろうなぁ と言うのが最近の定言なのだが、
やっぱり、恋愛物語も今も昔も変わらないなぁ と。
究極の愛=死
と言うような二律背反?な要素を上手く表現している。
(やっぱり、クールですかね)
パルジファル
またまた、ワーグナーの楽劇で有名。
パルジファルは森の清き愚者。
聖杯伝説の主人公。
青年は、騎士に憧れ、旅に出る。
しかし、パルジファルはコミュニケーションの取り方を誤ったが故に愚かな英雄となる。
最後には、自身の犯した罪を清算して、並の騎士では到達できない(ランスロットですら到達できない)聖人となる。
究極の成長物語である。