Jeanne D’Arc

Jeanne D'Arc

Thy Majestieの3rd Album『Jeanne D’Arc』を購入っっっ!!!

感想としては、やはり前作『Hastings 1066 』には敵わないね。
ギターを主体とした骨太なメロディに変わっている。
が、シンフォニックな味付けや、間奏に短いクラシカルな楽曲を配置して雰囲気を盛り上げたり、多少プログレッシブで長めの曲を編成してくる辺りは、Thy Majestieらしい造り。
しかし、前回の『Hastings 1066』のへなちょこハイトーンボーカルからイタリアの3流バンドのボーカルにチェンジしている。

これが決定的に痛い。

イタリアってボーカルに恵まれませんなぁ。
ギターやシンフォアレンジ、荘厳なクワイア等ははオオッ!!!と思わずグッと来るツボを押さえたものが多いのに残念。
テーマのせいもあるだろう。
女性が主人公のコンセプトアルバムで、骨太ボーカルは辛い…。

あと、歌詞がフランスの聖女『Jeanne D’Arc』をテーマにしていて、この辺の造りは毎回カッコヨイ。

We’ll fight the English.
I’ll give the chance.
To battle for our land, thy valleys shall be French again.

これが、日本vs中国とかだと大分雰囲気違うんだろうなぁ ^^;;
いや、なんというか。
フランスとか英国とかヨーロッパ圏って情緒や気品があるんだよね。
なんとなく、イメージ的なものだけど。。。