クリベッジ

クリベッジ(Cribbage)
BGGから拝借

1630 年作。Bicycle ノーマルデック + Bicycle 3-Track Color Coded
Wooden Cribbage Board を利用。

イギリスの古い伝統ゲームで詩人のサー・ジョン・サックリングが作ったゲ
ームらしい。トランプを使ったカードゲームで、他に類を見ない変わったル
ールを採用している。かなり運の要素が強いが、技術も反映される。

クリベッジボードの方は、amazon.com から個人輸入した。ボードの質はま
ずますで、木製となっていて折りたたみは不可。その代わりしっかりした
厚みのあるボードで多少安っぽい所はあるが、価格のわりには品質はしっか
りしているだろう。良い。

ちなみに、クリベッジボードは単に得点ボードなので、『カルカソンヌ
の得点ボードなどで代用可能。

7-8 年ぶりぐらいに突然プレイしたくなり、環境を整えてしまった。思った
のは、やっぱり素晴らしいゲームだ。

ゲーム自体は、2-4 人用のゲームで、主に 2 人用のベストゲームの一つと
云われている。ドイツのボードゲームに比べて、トランプを使ったゲームに
なるので手に入れやすく Bicycle のトランプも 300 – 500 円前後だと思わ
れるので、価格面でのパフォーマンスは高い。

前置きがやたらと長くなってしまったが、ゲームの内容に移ろう。特徴から
書いていくと、以下のような流れとなる。

1. ディーラーがカードを 6 枚ずつ配る。
2. 配られたカードの内、2 枚を裏向きに捨てる。
3. ノンディーラーから 1 枚ずつカードをプレイする。
4. 手役の得点を得る。

ざっと並べるとこんな流れとなる。細かいルールは端折っている。2. で出来
た計 4 枚の裏向きのカードのことをクリブと呼ぶ。このカードはディーラー
が得点計算時に利用できる特殊なカードとなる。3. のプレイと4. の手役で
それぞれ点数が入る。得点の獲得方法はいくつかの得点方法があるが、一般
的にはトランプのポーカーに近い役作りを目指す事となる。

独特な用語があるので、ざっと記載すると…
ノンディーラー = スタートプレイヤー
ディーラー = カードを配る。2 番手のプレイヤー
クリブ = 2. で作る4枚の捨て札。ディラーの手役になる。
スターター = 3. のカードをプレイする前にディーラーが 1 枚山札からめ
くるカードの事。手役として換算して良い。
ゴー = 3. のプレイ中カードをプレイ出来ない時に宣言する。

さて、スターターであるが、4. 手役として換算するので、計 5 枚が手役と
なる。3. のプレイは 1 枚ずつ交互にカードをプレイしていき、カードの合
計値をそれぞれ宣言していく、31 を越えるような場合はプレイ出来ない。
その場合、”ゴー”と宣言し、相手に得点が入る。また、丁度 31 がプレイ出
来た場合は、そちらも得点が入る。
まだ手札が残っている場合は、最後のカードをプレイしていないプレイヤー
が、カードをプレイする。当然数値はリセットされる。

全てのカードをプレイし終えた場合は、4. の手役の計算に移る。前述の通
り、スターターも手役となる。また、ノンディーラー、ディーラー、クリブ
の順に計算を行う。手役による得点は、ノンディーラーは 1 回、ディーラ
ーは 2 回得点を得る事が出来る。ただし、ノンディーラーから得点を得る。
これが後々効いてくる時がある。また、ノンディーラー、ディーラーは交互
に行うので、有利不利はほとんど無い と思う。

どちらが 121 点に到達した時点でゲームは終了となる。

うーん、説明がやたらと長い。コレがプレイされない原因な気がする。(笑
ドイツのボードゲームならコンポーネントが面白そうな雰囲気を醸し出す
ので、多少ルールがややこしいゲームでも聞く気になるが、用具がトラン
プとなると、そのあたりがストイックになってしまう。

役に関しては、割愛。一般的なトランプからすると役の種類は多い方だと思
う。ただ、この役が多いことがポイントで決して覚えることが困難なレベル
ではなく数回プレイすれば頭の中に入る程度なので問題は無い。やたら覚え
づらい独特な役は無い。

ゲームの特徴としては、手役による役作り(スターターも手役なので、多少の
博打が効く)、カードのプレイによる読み合い、クリブによる運試し(2人プレ
イなら、50% は自分のカードとなるので、調整がそれなりに効く) という感
じで、色々な要素が複合的に絡んだゲームとなっている。麻雀ほど役が複雑
ではなく、ポーカーほど運試しでもない、丁度良いバランスとなっている。

また、カードを全て配らないのも特徴の一つだろう。2人なら、1ラウンドで
手札 6*2 枚、スターター 1 枚の計 13 枚となる。次のラウンドは全てのカ
ードをシャッフルし直しとなる。

トランプを使った伝統ゲームなので、イメージが湧きにくいがルールを理解
してしまえば、かなり面白いゲームだ。手札が悪くても、プレイングでカバ
ー可能であるし、麻雀のように牌杯(初期手札)次第で、手役で爆発的な得点
を得る事も出来る。要は、運と技術のバランスが良いゲームである。
運の比重はかなり高めだが、納得できないというレベルではない。また、ち
まちま得点が入るので、そのペグが動く様がじんわりとゲームを盛り上げる。
ディーラーになったときのクリブをめくる瞬間も楽しみの一つとなる。

全体的に小気味良いテンポで進んでいき、1 ゲーム 20 – 30 分前後で終わる
ので丁度良い。

4 人用のチーム戦を先日試す機会があったが、これはこれで面白いゲームで
あった。結構盛り上がるゲームなので、4 人用のゲームの一つとして、選択
肢に入れても良い と思えた。チーム戦というのがアツい。

ゲームファーム – クリベッジルール
世界遊戯博物館 – クリベッジ


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