フレスコ

フレスコ(Fresco)
Fresco

2010 年ドイツボードゲーム大賞ノミネート作品。非常に良くできたゲ
ーム。拡張が最初から 3 つ入っている意欲作。コンポーネントの質も
良く、価格も少し高めながらなかなか満足度の高い作品だと思う。

今回のレビューは、ほとんどゲームの内容には触れていない。おそらくそ
う言う役回りのゲームなんだと思う。ちなみに、最近のゲームらしく言語
依存度 0。

ゲームの品質はかなり高品質で例外ルールもほとんど無く、ゲームの見
通しも良い、テーマも分かりやすく少しおばかな部分もあり笑いも取れ
る。真剣勝負にも答えてくれる程度に難易度もそこそこで、どちらかとい
うと運の要素は少ない方だろう。同時解決な部分が用意されていてて、毎
ターン発見と驚きがある。逆転がかなり難しい点を除けば、本当に良くで
きたゲーム。

ばくち打ちもそれなりに有効かな。あとは、他人の動向が記憶ベースに
頼らないといけないあたりは、好みが分かれそう。

全体的には、どの拡張を入れても似たような展開になりやすいあたりは、
少し欠点と言えるかも。

組み合わせで考えると、全部で 8 回プレイすることで全ての組み合わ
せをプレイ出来る。と考えると、コンポーネントの価格はかなり安いかも
知れない。それぞれの拡張は良くできていると思う。ゲームバランスを破
壊する拡張は少なくとも無い。それぞれの拡張ルールは、ほどよい改変
で適切に難易度が上がる感じ。

基本ルールは、一発勝負な所があるので、いつ仕掛けるかがかなり重
要。拡張を入れた場合は、それぞれが有機的に機能するので、戦略
性が上がる。

拡張単体で見た場合は、”#1肖像画” がかなり良かった。ほかは、か
なりゲームに慣れた経験者向けな気がする。

さて、ゲームの説明が抜けてしまったが、ゲームの内容はワーカプレイス
メントに同時解決を組み合わせたゲームで、ざっくり言ってしまうと、計画
フェーズと実行フェーズに分かれる。思考比重で書くと、9:1ぐらいで、
計画フェーズが相当重要。

色々ゲームの要素はあるのだけど、1 つ 1 つは至極納得の行くもので、
非常にルールが精錬されていて、説明する側も気持ちいいぐらい分か
りやすく説明のしやすい内容となっている。

ゲームの運用はほとんど誤りなく進むと思う。終盤悩む要素としては、お
金で得点を得る事が出来る (2 金で 1 点) ため、得点効率を考える
と終盤、本業のフレスコ画の修復作業を無視してお金を兎に角集める
ことがそれなりに有効だったりするところが悩ましいといえる かなぁ。

ちなみに、フレスコ画の修復に必要な余った絵の具は価値がない。この
あたりのさじ加減に微妙な調整力を必要とする。とは言え、得点の挽回
はかなり難しいので、運の要素はかなり低めだろう。

テーマも良く、コンポーネントの質も良い、ルールも分かりやすく、新機軸
もある。ゲーム自体が持つ全体的な総合力は、優秀でドラえもんで言う
ところの出木杉くんみたいなゲームと言えるだろう。満足度は結構高いの
ではないだろうか?

付け加えるなら、個別発売の拡張キットは未プレイながらいらないかなぁ。(笑


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