適当に思いつくままに…
『ファクトリーマネージャー』
どうしても比較対象となる『電力会社 第二版(以下、電力会社)』からみると、
わりかしコンパクトにまとまっているのではないだろうか。ゲーム自体は、お
そらく『電力会社』より相当シビアなバランス調整になっている。全体として
はは、ほぼ競りゲームで、いかに効率よく(競りでおいしい手番を買い取り)
タイルを回収するかの1点のみ。ゲームに登場するタイルの関連性は、全体
像は把握できていないが、それほど深いものでは無さそう。(なんとなく)
良いゲームだとは思うが、繰り返し遊ぶにはちと辛い。『電力会社』の方が、
ゲームバランスが良いデザインに思えた。パラメーターの調整が必要で、
お金が1-2足りないみたいな状況になりやすいあたりは、『電力会社』っぽい
感じも受ける。
『砂漠を越えて』
適当に買ってしまったが、かなりのガチゲー。運の要素ほぼ0(得点の初期配
置のみ)で完全情報公開型。なかなか面白いゲームだとは思う。ざっくり言う
と、陣取りゲームで得点要素が多いゲームかな。どうしても、長考になりがち
なゲームシステムになっている。というのも、運の要素が無く、一手が囲碁や
将棋のように重いから。やっぱり、多人数囲碁が近いかも知れん。感想戦は
結構花が咲く。
『ヴィニョス』
まず、時間が4時間ぐらいかかる。ワインを作るゲーム。内容は、とりあえず色
々詰め込みました系のゲーム(詰め込み具合は半端ではない)で、ルールや
コンポーネントはスマートで感心する。言語依存も0。色々具合が兎に角ぼやか
してあって、何がどう作用するのかがちょっと聞いただけだと、結構分かりづら
い。それと、何をプレイしたからどう得点に影響するのかも少し分かりづらい。た
だ、救いは、コンポーネントの見た目が素晴らしい事と、基本ワーカープレイスメ
ントなので手番のプレイ内容が分かりやすいと言うところか。ちなみに、良いゲ
ームだと思う。少なくとも、1回プレイしただけだと、いつか機会を作ってもう1度
プレイしたいと思わせる。色々な事を行うために手続きが兎に角多い(1つ1つは
煩雑ではなく良くまとまっている)ので、実は精錬された素晴らしいゲームなの
かも。色々可能性を秘めている感はある。プレイの充実感は、なかなかのもの。
それと、追加アクション(便宜/通称賄賂)が、かなり強かったかな。
他寸評
『アルハンブラ カードゲーム』
オリジナルはプレイしたことがないが、シンプルで良くできている。スゴイ駆け引
きがあるように思えないが、全体のカードのバランスが良い様に思えた。そこそ
こ充実感のあるゲーム内容に仕上がっている。運もあり、良いゲームではない
だろうか。
『世界の7不思議』
少し前に初プレイ。素直に良いゲーム。この手のカードゲーム(マジックザギャザ
リング系のゲーム)好きなんだろうと思う。購入決定。
『ケルト』
手軽なハンドマネージメント系のゲーム。他人との絡みが結構ある。運もある。
うーん、良いゲームだとは思うが、なんだか物足りない。少しやり込まないと、
いまいちよくわからんゲームなのかも。
『パンデミック拡張』
何となく気になっていたが、初プレイ。うーん、トム・レーマン作なので購入しよう
かと思っていたが、保留に決定 ^^;; XXX拡張は、やっぱり扱いが難しいよ。
『ゲシェンク』
シンプルで良いギャンブルゲーム。傑作ではないだろうか。
『ナイアガラ』
初プレイ。コンポーネントの出来は良いと思う。ゲームとしては、ハイリスクローリ
ターンで、他人の勝利点を直接奪えるため、若干殺伐とするゲームのような…
『ウサギとハリネズミ』
後手が相当辛い。分かってやれば、良いゲーム。それなりにギャンブル性もあり
良くできている。
『交易王』
なぜか最近よくプレイしている。単純で良くできたゲーム。シンプルな中にも思っ
ているより色々な手が打てるので、手軽でちょっとした時間に良い。トップ目が
誰かを把握しておかないと破綻する。結構、引き運もある。
『コズミックエンカウンター』
身内で年末プレイするも滅茶苦茶不評 ^^;; まー、結果的にはほぼ運ゲーだ
からなぁ。雰囲気ゲーに近いだろう。また、次回他の人と遊んでみたい。
『グレンモア』
良いゲームだとは思う。スゴイ好みが分かれそうなデザイン。要素が多くて、色
々ルールに但し書きが多い。(ルールのオリジナル版サマリーも出来が悪い)
その辺をさっ引けば良いゲームだとは思う。ごちゃごちゃしている割には、短時
間で終わるので。あとは、おそらくルールの多さの割に(知識ベースでの)理不
尽な部分がかなり少ない。5人だと苦行。3-4人がベスト。他人との絡みはかな
り薄いので、多人数シムシティと言う方が良いかも知れん。基本的には、マイペ
ースで平和な箱庭ゲーム。