Omens of the Past が発売されました。それの感想。適当に。基本厳しめ。
一言でまとめるなら調整不足で済むお話です(笑)
とりあえず、パッチノート。
公式がアカウントログイン形式なので、Steam の方をリンク。
250枚弱の新カードの追加。新しいキーワード (Revenge, Mentor, Warp, Spark, Lifeforce) は、過去の記事をアップデート済みなのでそれを参照してください。
カードの収集は、新カードだけを収集するなら1000ゴールドでパック買いの方が効率よさそう。
新カードが追加されたのは良いことだと思う。色々新しいタイプのデッキが作れるようになっている。それはすばらしいことだと思う。対抗色のデッキも組めるようになり、少し幅が広がった。
ただ、相変わらずコストの調整がおかしい。便利すぎるカードが1,2コストで入っていたり、下位互換のカードが色々入っている。結局使えるカードは250枚全部というわけにはいかない。
新キーワード revenge が悪さをしすぎで、echo と組み合わせると盤面がひどいことになる。インタラクションを無視して自分のカードをコスト通りだすだけで、すぐ地獄絵図になる。Sandstorm Titan(4/5/6) + revenge + echo みたいな信じられない壊れコンボがバンバン打てる。
参考画像
Clockroaches + Revenge = ???
こういった誰でも思いつくようなコンボデッキは適切に調整されていなければならないと思う。MtG プロ監修ならなおさらのこと。
※ 2017/07/18 追記
やはりバグだったようで、修正された模様。きちんとテストしてないんでしょうね。
既存の壊れカードの調整もせず新カードを追加したので、壊れカード+新カードの強カードという感じでややインフレ。おまけに、おかしなゲームになる事がしばしば発生するので、調整不足と言わざるをえない。
既存の部分については何の修正も無し。乱数はおかしいし75枚デッキだし、壊れカードは放置のまま。ちなみに、相変わらず黄緑のレジェンドを投げまくるデッキは強いです。調整無いから当然だよね。
事故率の高さも相変わらずで、Relic でカードの引きに依存しないマナの消費方法 (ハースストーンのヒーローパワーに相当) を導入しようとしている。しかし、結局そのカードを引けないと設置できないため、何ら解決になっていない。
もう一つ気になるのは報酬の変更。PvP は1日10勝までしか、銀箱が保証されない。ただし、PvE は変更無し。と言う事は新カードを揃えるには PvE になるわけで。本末転倒じゃないのかと….
新カードを使ったコンセプトは PvP はおまけで CPU 戦がメインなんですかね?
というわけで、相変わらずの迷走っぷりをみせる本作。安定した B 級ゲーム提供メーカーの Direwolf は今回も健在。要チェックやで。
参考URL:
PSA: Revenge+Echo is kind of bonkers