マルコポーロの旅路 旅行得点2倍バリアントについて

マルコポーロの旅路(マルコポーロの足あと)』で市場で契約達成が強く、旅行(目的カード)が弱いので旅行の得点 2 倍にしてプレイするというバリアントルールが一部で用いられているらしい。

これが私には良く分からない調整に思えたので、10 数ゲームほどオンラインで確認してみた。ちなみに、自分の腕前は 2600 人中 250 位程度 & 勝率 65% で大したことはない。プレイ回数はリアル&ネット含め全体で 30 回程度だと思う。

オンラインで確認する際、方針は以下のようにした。私は常に旅行をメインにして全達成を目指す。他のプレイヤーはどう動くかはわからないので、ある程度数をこなすことにした。レート(ランキング)は色々なプレイヤーを確認した。

試した結果、その意図がやっと分かった。多分、このゲームでは旅行が中途半端に終わりがちで得点が入らない印象が強いと言うことなんだと思う。これはプレイングの問題で移動の使い方が焦点になると思う。基本的に移動のためには毎ラウンドぎりぎりのリソース管理が必要で、それを避けているように思えた。

具体的には、旅行で点が入らないプレイングは移動距離にすると 6 歩ぐらいしか移動していないことが多い。ただ、移動を中心に行えば下図にあるとおり赤のようにきちんと全ヵ所達成できる。どの様なマップ、人数だったとしても厳密にリソース管理を行えば旅行の全達成はかなりの確率で可能だと思う。(4 人プレイでも私にとっては重要ではないし、達成は可能。)

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旅行全達成のポイントとしては、自分の獲得しにくいリソースを契約を達成することでリソース変換を行うことにあると思う。例えば、自分の経路上お金が得にくいのであれば、契約タイルを達成した際に追加報酬でお金が得られるものを使う等。もちろん、契約タイル達成で一歩移動はとても重要なタイルだ。補足として、旅行全達成はかなり強い意志が必要である。

例外的に、私はわざと旅行の目的地 1 ヵ所だけ達成しないことがある。それは最終ラウンドに旅行を行うより得点の入る契約タイルが配置された場合で、それを取得して契約達成による得点を狙う事もある。ただ、その場合も 5VP 前後の揺らぎで旅行が弱いと言うほどではない。

得点の傾向を見てみると、2 人以外でも契約メイン vs 旅行メインの得点は極端に差が開くと言う事はなさそうで問題無いのではないかと思う。先日もリアルで良くボードゲームに慣れたプレイヤー 4 人でプレイした際に旅行 2 人、契約 2 人の構成になったが得点差はそれほど開かなかった。

私は旅行メインのプレイングが好みで、おおむね安定して 70VP 以上をスコアできている。旅行メインとは言え、契約タイルは少なくとも 5 枚以上は達成している。

念のため BGG のバリアントルールのスレッドを確認してみたが、旅行得点 2 倍ルールの書き込みはなかった。どうも日本独自の文化?のようだ。

結果、旅行の得点 2 倍は私としては必要ないバリアントルールだと思う。ついでに書くと、ルールブックの最後に『マルコポーロの旅路』は 1000 回程度テストプレイを行ったと書かれているので、作者オリジナルのルールはかなり信頼できる得点調整だと私は考えている。

ただし、どの様にプレイするかを決められるのが、アナログゲームの良さだから旅行得点 2 倍ルールでも周りが納得すれば良いとは思う。

最後に、この話に付き合って頂いたボードゲームプレイヤーにも感謝。


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