ビザンツ 感想文

ビザンツ』- Byzanz
2008 年発売。対応人数 3 – 6 人。都合 0.5 時間。

競りゲームなのだが、競りに参加しなくても役得があるという少々変わ
ったゲーム。ただし、重要な部分では競り勝たなければ勝利は難しいと
いう絶妙な調整。言語依存無し。

基本的なゲームの仕組みは、競り + セットコレクションである。カード
の数値はお金と得点を兼ねているので、得点を削ってカードを得る事に
なるので得をしない競りには参加する必要がない。

カードの内訳が重要で得点 (価値) の高いカードは、枚数が少ないので
ある程度プレイヤー間で把握しておく必要があるゲームの 1 つだろう。

基本的には同色 3 枚 1 組の構成を作る事で得点化が行える。その中で
最も高い点数のカードを残して得点とするため、なるべく点数の高いカ
ードは残しておきたい所だ。当然、構成的には 4−1−1 のような 1 枚
だけ得点の高いカードで組み合わせて良いので、目的も分かりやすい。

ジョーカーの存在もなかなか良い調整が効いているのもポイントの 1
つだろう。競りとしての価値は全く無いが得点化を行う際には非常に便
利なカードという位置付けになっている。また、ジョーカー 3 枚組で得
点化を行うと最も得点が高いのも良い。

先の得点との兼ね合いがあるため、競りではこれ以上支払うと損をして
しまうという部分が比較的分かりやすいゲームだと思う。そのため、異
常な競り値が発生しゲームが破綻してしまうと言う事が起こりにくい。

そこがこのゲームで、最も優れていると思えた部分である。

競らなくても良いが、肝心なところでは競り勝たなくてはならないとい
う少々テクニカルなゲームだとは思うが、対応人数も広くカード運にも
かなり左右されるためガチガチの思考ゲームではない。そのあたりも良
くできたゲームだと思える。秀作。


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