ラミーキューブ 感想文

ラミーキューブ』 – Rummikub
1977 年発売。対応人数 2 – 4 人。都合 0.5 – 1.0 時間。

古典ゲームの1つであるラミーキューブ。言語異存なし。システムは、セ
ットコレクションになるのだろうか? 様々なバージョンが発売されている。
言語依存無し。

私は 2 個所有しており、通常サイズの国内から発売されていたものと、
トラベル版ラミーキューブを所有している。

通常サイズの方がタイルは扱いやすいのだが、箱は大きなサイズの横長で
仕切がないタイプなのでタイルが移動時にガチャガチャ鳴ってうるさい。
そのため、最近はトラベル版を使っている。

このゲームの原型は、トルコの伝統ゲームである『オーケイ(Okey)』とい
うゲームらしい。ちなみにラミーキューブのセットでプレイ可能。

ゲームの目的は手持ちのタイルを全て無くす事であり、セットとランと呼
ばれる “組み合わせ” を成立させる事で自分のタイルを場に配置していく。

特徴的なのは、ゲームに参加する為には自分の手持ちタイルだけで合計数
字が 30 となる “組み合わせ” を初回に作る必要がある事と一度参加して
しまえば場のタイルを自由に配置換えして良いという部分だろう。自分の
出したタイルと言う概念が無く、全員で共有する場となる。

それと、2 枚のジョーカーの存在がある。これをどのタイミングで場に投
入するかもゲームとして面白い部分だろう。ジョーカーのルールはゲーム
開始前に良く確認した方が良い。

ルールは端折ったがとても簡単なルールだし、繰り返しプレイして飽きの
こない良いデザインだ。慣れてきたら時間制限ありの方が楽しめると思う。
その場合は、スマートフォンのアプリがお勧めである。

運が悪いとどうしようもなくなってしまう時があるが、比較的短時間で終
わるゲームなので許容範囲だとは思う。

特殊効果を使ったカード等も無いのでゲームとしてのプリミティブな楽し
さがある。余計な要素がないので、初心者にも分かりやすく繰り返しプレ
イした上級者でも楽しめる懐の深さがある。

ただ、プレイ人数がおそらく 4 人推奨ゲームの一つでありギリギリ 3 人
でも楽しめるというゲームなので人数の確保が重要。

このシステムはあまりに使い回しされすぎて今では特別な面白さがあるわ
けではないのだが、非常に完成されたゲームだ。名作。


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