Diablo3 雑感

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Diablo3 を購入した。全体的にそつなく作っており、作り込み具合
も感心する。尖った作りではないので、評価が割れそうだが私はそ
れなりに楽しめている。

初プレイの感想の雑感としては、基本的には Diablo2 を正当進化さ
せた感じであり、かなりのクリックゲーであまり戦略性はない。
Diablo2 にのめり込んだ人なら十分楽しめる出来に仕上がっている。
兎に角ストレスが少なくサクサク進む。むしろ物足りないぐらいであ
る。とりあえず、Normal の ActII まで進めた。9.5 時間ぐらいプレ
イ。かなり没入感のあるゲームで、前述の通りあまり疲れない(クリッ
クは疲れるが)ゲームな為、プレイ時間をみたら思ったよりプレイし
ていて驚いた。ゲームとしては、面白いといえるだろう。そつなく作
ってあるためどうも歯切れの悪い感じになってしまう。

– 購入/ダウンロード
Battle.net でオンライン販売での購入。購入は比較的スムースであ
った。専用クライアントをダウンロードして、しばらく待つとゲーム
が開始出来る。だいたい、1〜1.5 時間ぐらいであっただろうか。

– グラフィック
かなり作り込みがされていて、パッと見でも戦闘のエフェクトが美麗。
マップ内のオブジェクトも凝っていて、世界観の構築に貢献している。
また、キャラクターや敵が良く動くため、見ていて飽きない。

– マップ/オブジェクト
まず、物理エンジンが搭載された事によりマップ内のオブジェクトの
破壊が出来る様になった事が大きいだろう。コレはなかなかに良い変
更点で臨場感がある。Diablo2 と比べてマップが全体的に小さめにな
っていて、複雑な構造が減った感じを受けた。また、目的地にはアン
カーがすぐ現れるので、ほぼ迷うことがない。チェックポイントとい
うシステムが導入され、こまめな自動セーブ的な機能が備わった。
私としては、もう少し大きなマップを歩き回りたかった。制作側とし
てはとにかくストレス軽減を徹底して意識して作られている様に感じ
られた。

– 戦闘
基本的にクリックゲーなのだが、敵の攻撃方法は多彩で場面毎に楽し
める。Witch Doctor を使用しているが、ある程度スキルの連携を考え
ながらプレイする必要があり、連携方法(スキルのシナジー)を試しな
がらプレイする必要がある。ある程度安定してしまうと、作業化して
しまうが、その頃には Lv が上がってまた新しいスキルが導入される
というようなサイクルになっている模様。

– スキル/レベル
かなり大胆な変更が加えられていて、レベルアップ時にステータスの
割り当てとスキルポイントの割り当てが一切無くなっており、同じレ
ベルの同職業であればステータスは全て同一となっている。物議を醸
し出しているようだが、軽くプレイするにはこの方が楽で良いだろう。
スキルはセットすると 15 秒程度? 待つと使用できる仕組みになって
いる。また同一スキルでも、ルーンと呼ばれる特性を割り当てること
で個性を出すことが出来る。レベルの高いルーンが強いというわけで
は無さそうで、低いレベルのルーンもそれなりに使い道がある。
ただ、このスキルポイントの割り当てを放棄したために、早く飽きそ
うな感じもするのが懸念点であるが、スキルの組み合わせはかなり多
彩で、スキルの説明を読んだだけでは各スキル間のシナジーが分かり
づらくなっているため、それなりに研究が必要な様だ。
この改訂は、私的には良くなった様な、悪くなった様な印象を受ける。
また、強力なスキルには、クールダウンが設けられていて連発できな
い様な仕様となっている。『タイタンクエスト』にもあったシステム
で若干の既視感があった。

– サウンド
BGM は Diablo らしい退廃的なサウンドであるが、相変わらずあまり
特徴のないサウンドとなっている。それなりに心地良い。効果音は凝
っていて、素晴らしく生々しい音である。また、3D 音響に対応してい
るので、臨場感も抜群である。

– キャラクター
やや少なめな印象を受けたが、スキルセットの種類がかなり多いので、
同一キャラでも個性が出せるようになっている。相変わらず、濃いキ
ャラが多いので、日本人ウケし無さそうだ。また、シリーズ初で男女
が選べるようになっており、ストーリーが異なったものになるとの事。

– 全般的なUI
かなり親切設計で、ほとんどストレスがない。むしろ、もう少し作業
感が欲しくなってしまうほど。

– アイテム関連
アイテムの構成は Diablo2 と変わっていない。灰 => 白 => 青 => 黄
。茶、緑 となっている。あまり詳しく調べていないが、茶と緑は性能
固定だろう(誤っているかも)。ソケットアイテム、ジェムも存在し、
今回は、安全に分解出来るらしい。クラフトシステムが導入されたが、
Diablo2 のギャンブルを良心的な価格にしたものと言えるだろう。
装備の制限がきわめて緩いので、黄(レア)が出たのに装備できないとい
う状況がある程度緩和されている、これは素晴らしい。

– 難易度
Normal なので何とも言えないが、かなりヌルイ難易度といえる。初見
殺しもほとんど無く、もう少し難易度が高くても良いぐらいだ。今回は、
Normal => Nightmare => Hell => Inferno という難易度設定になってい
る。また、公称 100 時間前後で全ての難易度がクリア可能だとか。

– オークション
かなり使いやすく UI が整理されている。試しに 5 品ほど出品してみ
たが、1 品がすぐ売れた。また、価格がゲーム内と比べて異様に安いの
で、購入に関しては一度クリアーしてから利用の方が良いかも知れない。
RMT の導入はしばらく先になる模様。私は、RMT はしないと思う。

– 実績
流行りの要素を導入した模様。全ての実績解除はかなり時間がかかりそ
うだ。

– フレンド機能
これも良い出来だ。フレンドのゲームの進行状況や利用キャラクター、
装備、など見たい情報が全て確認できる。

– Coop
かなり快適で素晴らしい。難易度は若干下がる様だが、一緒にプレイす
ると楽しさ倍増といえる。

– まとめ
基本、1 人プレイで自分のペースで進める方が楽しめるような気がする。
グラフィックが兎に角美しいため、世界観に浸りながらまったりプレイ
する予定。また、そのうち PvP なども実装予定らしく、しばらくは楽し
めそうだ。

参考 URL:
Diablo3 日本語 Wiki
Battle.net


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