交易王 – 海の英雄

交易王 – 海の英雄(Merchants: Lords of the Sea)
Merchants: Lords of the Sea

2007 年 Pegasus Spiele から発売。ライナー・クニツィア作。かなり手
軽なカードゲーム。プレイ人数 2 – 4 人。20 – 30 分前後でプレイ可能。
言語依存なし。

ゲームの目的は、交易を行って (カードを使って) 相場を操作し、お金
を沢山得る事。また、お金を使って特殊効果のあるカードを獲得する事
も出来る。ゲームのルールは、非常にシンプルで分かりやすい。

ゲームの流れは、以下の通り
フェーズ1 (いずれかを選択する)
– 船の積み荷を 1 つ変更する
– 特殊カードの購入を行う
– なにもしない
フェーズ2 (いずれかを選択する)
– カードを使用し、決算を行う
– カードを 2 枚引く

オリジナルのルールもほとんどこれだけで、特殊な判定は無く分かりや
すい。積み荷とカードは対応していて 6 色で 10 枚ある。合計 60 枚だ。
各 10 枚と言うのが、カウンティングが重要なだけに覚えやすい値で良い。
このカードが無くなるとゲームは終了する。

ゲームの準備として、6 枚場に表向きに並べ、市場とする。これが商品の
相場を表していて、相場と手札と相談しながら、船の積み荷を決定する。
その後、ゲーム開始だ。

フェーズ 2 の決算がゲームのキモとなっていて、決算時にプレイできるカ
ードは、1 色であれば何枚プレイしても構わない。決算に使用した色と対
応する積み荷を船に載せていれば “対応するプレイヤー全員が” 収入を得
る事が出来る。なので、協力して物事を進めるゲームでもある。ただ、後
から該当色に加わる (相乗り) とうまみが少ない。初めに相場を上手く動
かしたプレイヤーが最も収入 (得点) を得る事が出来る。なので、相乗り
するのが良いのか、独自の色で新規開拓するのが良いのか悩ましい。

手持ちのカードの制限が無いというのも良いポイントで、ため込んで一気
に決算を狙うか、ちまちま稼いでいくか展開に幅が出る様なデザインとな
っている。

特殊カードは 4 種類と少ないながらも効果は強力で尚かつ価格が高い。
購入方法はお金 (得点) を支払う事となるので、初期投資に見合うだけの
効果がなければ、意味がないので買うかどうかも判断が悩ましい。

シンプルなルールで色々な要素が楽しめる。しかも、短時間で終わるから
納得が行かなければもう 1 回プレイすればいい。ゲーム中の判断も重要
なので、きちんとゲームをプレイしたという納得感がある。繰り返し遊ん
でも飽きが来にくいのも良いし、プレイヤーの性格次第でゲームの展開が
結構変わる。味わい深くて良いゲームだ。経験者が絶対的に強い訳でない
のも良い。名作。


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