福岡ユタカのBest Album。となっているが、正確にはTV用に制作した曲を編集したAlbum。有名所ではニュースステーションのオープニングの曲であったり、ニュースステーションのスポーツの時に流れる曲などである。
音楽的には、福岡ユタカがフィーリングで発する歌声+デジタル色の強いバックで流れるリズムというもの。
福岡ユタカ自身はフィーリングで歌っているらしいが、発音の響きや言い(歌い?)回しから考えられる地方は明らかに東南アジアや台湾の様に思える。
一方、デジタルアレンジの方は、ゆっくりした曲と激しめの曲に別れている。どちらにも言える事は、ドラムがユーロビート調の"ドンシャリ"系の音を使っているという事。また、エフェクターも使いまくっている様で、福岡ユタカの声も歪んでいたり、「アアアアア」とか連続で聞こえたりするので(DJっぽく ^^;;)、結構現代的な音楽かも知れない。
言い換えると、何となく流れるバックのリズムにあわせて、福岡ユタカがフィーリングで歌声を聞かせるというものだと思う。僕が気になったのは、曲の構成があまりにも無さ過ぎる(唐突すぎる?)と思った事。突然終わったり、イントロの意味の無さなど個人的に理解に苦しむ所が多々あった ^^;;。TV用に作られたものだし仕方ないのかなぁ…。
#15は#1のオリジナルヴァージョン。
全体的には、民族色はカナリ少なめで残念。それよりも気になったのが、リズムパターン。ユーロビートっぽい感じはどうにかならないものか。曲の展開ももあまり無いし…。
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