最終更新日時 2008/06/19
ザ コアーズ
ジャンル ポップス(ケルティック)
出身国 アイルランド
Official Site The Corrs official WebSite
1st Album Forgiven,Not Forgotten
1995年発売  
1st
1.Erin Shore(Traditional Intro)
2.Forgiven, Not Forgotten
3.Heaven Knows
4.Along With The Girls
5.Someday
6.Runaway
7.The Right Time
8.The Minstrel Boy
9.Toss The Feathers
10.Love To Love You
11.Secret Life
12.Carraroe Jig
13.Closer
14.Leave Me Alone
15.Erin Shore
16.Somebody else's Boyfriend
今や売れっ子のThe Corrsの1st Album。
音楽的には、ポップス(ABBAの様なコーラス系)+アイリッシュケルトの伝統音楽となっている。音楽的な方向性はAlbumを発表する事にイメージチェンジを繰り返し、ポップス寄りになっていく。今思うと、この頃が一番良かった様な…。
それはさておき、長女 シャロン(ヴァイオリン)、次女 キャロライン(ドラム&バウロン)、三女 アンドレア(ティン・ホイッスル&ヴォーカル)、長兄 ジム(ギター&ピアノ&キーボード)となっており、各人担当がはっきりしており、良いんじゃないでしょうか?
で、このAlbumは、インストゥールメンタル>歌>インストゥールメンタル>歌 という構成になっていて、インストゥールメンタルばかりで飽きる事もないし、POPな歌ばかりで飽きる事もないと言う感じである。POPな歌と言っても、流行を追った曲という感じではなく、全体を通して感じられる曲調は紛れもなく北欧アイルランド(ケルト)の曲。メインヴォーカル担当の三女アンドレアの歌声も愛くるしく魅力的である。また、歌詞も少女漫画的(女性三人と男性一人ではそうなってしまいそうだが)で、なかなか夢心地な感じで良いですね。
全体的にはケルト爽やかな音色と、甘い女性ヴォーカルが終始漂う様な曲。とても現代的でもあり、とても伝統的でもあるそんなアルバム。また、この兄妹全員綺麗なんスよ。やばいっすわ、こりゃ。
9/10
2nd Album Talk On Corners Special Edition
2001年発売  
2nd
1.What Can I Do(Tin Tin Out Remix)
2.So Young(K-klass Remix)
3.Only When I Sleep
4.When He's Not Around
5.Dreams(Tee's Radio)
6.I Never Loved You Anyway
7.Don't Say You Love Me
8.Love Gives Love Takes
9.Runaway(Tin Tin Out Remix)
10.Hopelessly Addicted
11.Paddy McCarthy(Instrumental)
12.Intimacy
13.Queen Of Hollywood
14.No Good For Me
15.Little Wing
The Corrsの2nd Album。
この日本語版Special Editionは2001年に発売されたものだが、『Talk On Corners』自体は1998年に発売されている。違いは、ジャケットと曲順とRemix曲があるか無いかである。
見た目に関しては、イモっぽかった1stに比べて、都会的でコケティッシュになった感を受ける。音楽的にも変化は現れていて、まずインストゥールメンタルな曲が15曲中1曲しか入っていない。曲のアレンジの方もドラムが(野暮ったい)デジタルな音源になっている曲があったり、歌が強調されている様な感じで、普通のポップスっぽくなっている。アンドレア(Vo)の歌い方は、1stより甘ったるい感じで、はっきりした声量になったと思う。たまに声がひっくり返るのは可愛らしいと思う。歌詞は、恋愛ものが多数。
また、ポップスとケルトの比重が8:2ぐらいになっていて、牧歌的でノスタルジックな面は減り、その分、都会的でファッショナブルな感じになっている。間奏等でケルティックな面も見せるので、完全にポップスではないけど、全体的に漂う雰囲気は明らかに今風の流行を追ったものになっていて、残念。分かりやすく言うとコーラス系である。
全体的には、良い曲と悪い曲の差が激しくなった様な気がする。で、これ以降はよりポップス路線を強めていく事になる…。1st Albumのイモっぽくても良いから(むしろイモっぽいの歓迎 ^^;;)、気取らない田舎の牧歌的な感じが良いと思うんだけどなぁ。
5/10

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