最終更新日時 2008/06/19 |
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ジャンル | ニューエイジ(ケルティック) |
出身国 | アメリカ |
Official Site | 発見出来ず |
3rd Album | Pool Of Dreams |
1998年発売 | |
1.Dive Deep 2.Jacob's Pillow 3.Teardrop In The Sun 4.Beyond The 9th Wave 5.Where Michael Furey Lay 6.Phantom Queen 7.The Selkie 8.Pool Of Dreams 9.Amairgen 10.To Eiŕeann |
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どうやら3rd Albumの様な気がするOracleの『Pool Of Dreams』。 というのも、ジャケット買いしてしまったので、詳しい事は不明。とりあえず、ジョー・タイラーなるJazz Singerのプロジェクトの様で、レーベル会社も点々としていて良く分からない謎のCD。ちなみに、Oracle(オラクル)というのは邦訳すると"神託"や"賢人"という意味合いの言葉。 音楽的には、電子音(アンビエント)+ケルトミュージックというもので、ケルトの民族楽器も登場したりする。この手の音楽では良くある手法を取っていて、特出する部分も無く、ニューエイジ的音楽の"お手本"とも言える様なアルバムになっている。 敢えて言うならば、ヴォーカルが4人(内訳は、キット・ハイン、インガ・フィリップス、キム・ウェイマン、リー・ネスター/全員知りません ^^;;)ほど使われていて、トラック毎に代わる代わる歌っている。一部のトラックを除いて、どうもアメリカの歌手っぽい(流行曲的な感じ)歌い回しで、アンビエントポップの様な感じになってしまっている。Deleriumの『Poem』をさらにポップス寄りにした感じですかね? かといって、「全く駄目か?」と聞かれると、「そうでもない」と答えざるを得ない訳で…。"そこそこ感"が終始漂う感じ ^^;;。 ケルト楽器に関しては、イーリアンパイプやティンホイッスルやゲール語(アイルランドの古語)で書かれた歌詞で歌う民族的な歌声などが入っていて、基本に忠実。やや、イーリアンパイプの比重が強い様な気がする。 全体的には、アメリカのポップス(バラード)っぽい感じで、あまり民族的な感じはしない。というのも、メロディ運びが凄くポップス的な方法を使っている様な気がするからである。と言う訳で、世界観は日常生活から逸脱しない程度に纏(まと)められていて、向かい合って聴くとどうも歯痒い ^^;;。BGM向けAlbum。 |
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