最終更新日時 2008/06/19
オセアニア
ジャンル ニューエイジ(民族的)
出身国 ニュージーランド
Official Site universal-music/oceania
1st Album Oceania
1999年発売  
1st
1.Pukaea(The Trumpet)
2.Kotahitanga(Union)
3.Hautoa(Warrior)
4.Hineraukatauri(Goddess of Music)
5.He Tangata(People)
6.Hihikihi(Cicada)
7.Haere Ra(Farewell)
8.Pepepe(The Moth)
9.Tino Rangatiratanga(Self-determination)
10.Hautoa(Warrior)-Beatmasters 7"Mix
11.Kotahitanga(Union)-Beatmasters 7"Mix
ポリネシア区ニュージーランドのマオリ族の通称ヒーニーとイギリスのジャズ・コールマンのユニット、その名もオセアニアである。
音楽的には、マオリ族の伝統楽器とヒーニーのクリスタルヴォイス+現代のポップス的なダンスミュージックと言った感じで、とても聴きやすい。楽器に関してもサンプリングを使わずほとんど生で録音しているらしい。その為、音の余韻などがかなり鮮明だと思う。また、とても沢山の民族楽器が登場している。プカエアと呼ばれるラッパの様なものは間延びをした様な不思議な音色である。
ヒーニーこと、ヒネウェヒ・モヒ嬢の歌声は、ADIEMUSのミリアム・ストックリーに近い様なビブラートのほとんど無い歌声で、ヒーニーの方が幾分女性的な暖かみがある。歌詞に関してもマオリ族の伝説に基づいて、マオリ語でヒーニー自身が書いているという。
一方、デジタルアレンジの方は、とてもポップな感じになっており、尚かつ、民族色が出てくるのが断片的で、あまり展開のある楽曲とは言えない。また、とてもデジタル的な(テクノ的な感じの)効果音が入っており、バランスが悪い様に思える。後半になればなるほどまったりしている曲が多い。
#10#11はremix曲で、なかなかに出来が良かったと思う。
民族楽器は生で弾いていたりと、良い部分は沢山あるのに、デジタルアレンジがいまいちな感じで、プロデュースする人が違っていたら化けたかもしれない、非常に惜しいAlbum。
3/10

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