最終更新日時 2008/06/19 |
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ジャンル | シンフォニック・メタル |
出身国 | イタリア |
Official Site | Luca Turilli Official Web Site |
1st Album | King Of Nordic Twilight |
1999年発売 | |
1.To Magic Horizons 2.Black Dragon 3.Legend Of Steel 4.Lord Of The Winter Snow 5.Princess Aurora 6.The Ancient Forest Of Elves 7.Knight Of Immortal Fire 8.Throne Of Ice 9.Where Heroes Lie 10.Warrior's Pride 11.Kings Of The Nordic Twilight 12.Rannbeing Lullaby #7はJapanese Bonus Track #12はSecret Track |
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Rhapsodyの中心人物であるルカ・トゥリッリ(G)のソロアルバム。ジャケットからしてクサい。 芸風は基本的にはRhapsody。大げさすぎる楽曲とクッサいファンタジックな歌詞と生のストリングスなどを多用したオーケストレーションによる装飾というもの。ヴォーカルにはオラフ・ヘイヤーという無名の人物を採用している。Rhapsodyのヴォーカルであるファビオ・リオーネ(Vo)とタイプは似ていて、良く伸びる声とやや芝居ががった歌い回しで、ファビオより若干ストレートな歌い方をする。また、今回もサシャ・ピート(HEAVEN'S GATE)が参加していて、彼の片腕のミロがキーボードを弾いている。 楽曲的には、Rhapsodyで見られた起伏を減らして、直線的に構成した曲が多数入っている。Rhapsodyをジャーマンメタルにした様な分かり易さが特徴といえるかも知れない。それとは別に、女性ヴォーカルのみ(オペラチック)で歌っている曲があったり、キーボードの登場が少なかったり、RhapsodyのAlbumで良く登場した"語り"も無かったりする。とはいえ、80%以上はまんまRhapsodyサウンドで、本家で出しても分からない様な曲が多い。また、使われている音色も、Rhapsodyと同じでファンは満足するであろう楽曲が立ち並ぶ。 歌詞の方は、3枚のCD、3つの世界、全てが何かを持っている時間と宇宙での両極端の3つの異なった場所の物語をコンセプトにしたヴァーチャル・オディッセイ・トリロジー3部作とか言うモノの第1章で北欧を舞台にしたものだそうである。良くは分からないのだが、ゲームのRPGっぽい雰囲気である。 ルカはこのCDを聴く時は"ヴォリュームを最大にして聴くべし!"と言っている。メタルっぽいですな ^^;;。好きな人には強烈に訴えるであろう、ヒロイックな世界が満載である。 バカか天才か微妙な、すれすれラインのアルバムなのだが、ワタシはこういう曲が大好物なので、好印象。 |
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