最終更新日時 2008/06/19
ファルコナー
ジャンル パワー・メタル
出身国 スウェーデン
Official Site Falconer Official Web Site
1st Album Falconer
2001年発売  
1st
1.Up on the Grave Of Guilt
2.Hersey In Disguise
3.Wings Of Serenity
4.A Quest For The Crown
5.Mindtraveller
6.Entering Eternity
7.Royal Galley
8.Substitutional World
9.Lord Of The Blacksmiths
10.The Past Still Live On
11.Per Turssons Dottrar I Vange
#11はBonus Track
元MITHOTYN(ミソチン)のギタリスト、ステファンが結成したBand"Falconer"の1st Album。
MITHOTYNでは、ヴァイキングメタルというジャンルの音楽をやっていたらしい。ヴァイキングメタルというのは、北欧の神話に則っていたり、勇ましい漢っぷりを歌い上げたり、そんな音楽らしい。
で、Falconerなのだが、メンバーは3人で、ギターとベースが兼任、ヴォーカルとキーボード(ほとんど使われていないが…)が兼任で、ドラムという構成。それはともかくとして、ゴリゴリした感じのギター、中音域で朗々と歌い上げるヴォーカル、タイトなプレイのドラムと、兎に角、漢らしいサウンド。そこに突如として泣きギターソロやピアノの旋律、女声ヴォーカルが絡むものだから、哀愁もたっぷりと封入されていて、ジャケットの様な孤高の鷹師といった感じになっている。
どの曲のイントロのギターソロでも70年から80年代のヘヴィメタルっぽい感じが漂っていて、個人的には結構クるものがあった。また、トラディショナルフォークの要素(#11はスウェーデン語で歌ってる!!!)も入っていて、民族(伝統?)音楽好きの僕にはまさにツボなわけでして…。ヴォーカルも時々「ウヲーウヲー」泣き叫んでる様な所もあって、漢丸出しなわけでして…。つまり、漢クサイんですよ、はい。
曲の構成的には疾走曲の占める割合が多く、各曲とも良い感じの仕上がりで、良いアルバムだと思う。
#11はスウェーデン語で歌っている。多分、スウェーデンのトラディショナルフォークなんでしょう ^^;;。
全体的には下手な装飾はなく、シンプルな感じのヘヴィメタルで、フォークソング風味な味付けがされている音楽。その分、直線的で良い。
9/10
2nd Album Chapters From A Vale Forlorn
2002年発売  
1.Decadence Of Dignity
2.Enter The Glade
3.Lament Of A Minstrel
4.For Life And Liberty
5.We Sold Our Homesteads
6.The Clarion Call
7.Portals Of Light
8.Stand In Veneration
9.Busted To The Floor
10.En Kungens Man
#10はJapanese Bonus Track
Falconerの2nd Album。
前作より更に漢気溢れるサウンドになって帰ってきた!!! ジャケットからしていきなり良い。メンバーは前回と変わらず、ステファン・ヴァイナーホール(G・B)、マティアス・ブラッド(Vo・Key)、カールステン・ラーション(Dr)とトリオの構成。
哀愁、郷愁、離別などなど、どこを切っても泣けと言わんばかりのクサいメロディが満載である。2nd Albumになって民族色(トラッド)が強くなっており、その分疾走曲の割合は激減。しかし、漢臭くそれでいてまろやかな味のある歌声を披露するマティアス(Vo)は今回も良い仕事をしており、特に問題はない。ゴリゴリしたギター、突如切り込んでくる哀愁のメロディなど前作の要素も残っており、良い意味で1st Albumと同じテイスト。
個人的には、1st Albumのボーナストラックのスウェーデン語の曲が、出来が良かったので、その路線を更に突き詰めたモノになっていて好感触。今回の日本語ボーナストラックはスウェーデン語の哀愁のトラッド曲なので、良かったですね。お約束の"漢コーラス"も入っているし、フルート、オルガン、バイオリンなどの生の楽器も使われていてミドルテンポの曲が多いながらも変化をつけていて良い感じ。
#10スウェーデンの民族音楽だと思われる。フルートが良いですな。
全体的には、疾走曲(3曲ぐらいしかない)を押さえて民族色を強くした感じの哀愁トラッド・メタル。あと、残念なのが収録時間が44分42秒と短い事。全く関係無いが、ジャケットの日本語ボーナストラックの"Japanese Bonas Track"って表記おかしくないですか??
8/10

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