最終更新日時 2008/06/19 |
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ジャンル | デス・メタル |
出身国 | イタリア |
Official Site | Dark Lunacy Official Website |
1st Album | Devoid |
2000年発売 | |
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1.Dolls 2.Stalingrad 3.Forlorn 4.Frozen Memory 5.Cold Embrace 6.December 7.Devoid 8.Varen'ka 9.Time For Decay 10.Fall 11.Take My Cry |
Dark Lunacyの1st Album。 スタイルは、デス・メタル+生の管弦楽隊というもので、ありそうでなかった音楽性。 閉鎖空間的とも言える"みっしり"とした悲痛な泣きのメロディが至る所に散りばめられている。生のカルテットでしか味わえない格調高さとスラッシュ・メタル寄りで非常にメロディックなデス・メタルを高次元で融合させている。思いつきで作ったサウンドではないと主張するしっかりとした演奏も聴かせ、楽曲的にも緩急が聞いていてなかなかに心地良い。マイク・ルナシー(Vo)のディストーション ヴォーカルも迫力があってGood。 #3などは、ロシア民謡をアレンジしていて、新な民族音楽の開拓もおこなってる様だ。ちなみに、全体的に曲は長め。 とりあえず、ヴァイオリン、泣き、耽美、陰鬱、クラシカル、中世風、ロマン主義的ペシミズム、か弱いおねいさんヴォーカルなどなどが、キーワードでしょうか。 |
2nd Album | Forget-Me-Not |
2003年発売 | |
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1.The Dirge 2.Lunacyrcus 3.Fragile Caress 4.Through The Non-time 5.Defaced 6.Serenity 7.My Dying Pathway 8.Fiamm 9.Lacryma 10.Die To Reborn 11.Forget-me-not |
Dark Lunacyの2nd Album。 1st Albumでみられていたクラシカルなパートとデスメタルなパートが突如切り替わる様なパートは少なくなり、両パートの融合が更に進み非常に練られた楽曲が多数締める様になった。 雰囲気もこだわりをみせ、ひたひたと降りしきる雨や古いレコードを再生しているかの様な部分もあったりする。ブラック・メタル的なリフも登場する様になり、様々な可能性を感じさせるAlbum。おねいさんヴォーカルも、更に可憐になり、混声隊でクワイアを歌い上げる所などは身震いしてしまう。 この"みっしり"感は、相当なオリジナリティを持っている。ドッカンドッカン派手にクラシックを使っていくバンドが多い中から見るとかなり特異な部類でしょう。 |
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