最終更新日時 2008/06/19 |
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ジャンル | プログレッシブ・メタル |
出身国 | ノルウェー |
Official Site | Conception Official WebSite |
3rd Album | In Your Muititude |
1995年発売 | |
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1.Under A Mourning Star 2.MIssionary Man 3.Retrospect 4.Guilt 5.Sanctuary 6.A Million Gods 7.Some Wounds 8.Carnal Comprehension 9.Solar Serpent 10.In Your Muititude |
Conceptionの3rd Album。ジャケットはヤバイが中身は意外にもまとも。 Kamelotで活躍中のロイ・カーン(Vo)とARKでプログレ・メタルを演っているトゥーレ・オストビー(G)の在籍していたBand。現在は、既に解散に近い状態。 芸風はかなりプログレッシブな展開を持つパワー・メタルで、ミドルテンポが主体。バラッドの#5はこのアルバムの中でも群を抜いて良い。ロイ・カーンは湿り気のある曲を歌わせると絶品なのはこの頃からそうだった様だ。ギターのトゥーレ・オストビーはかなりのテクニックの持ち主で、ネオクラシカルな早弾き、メロウなメロディや複雑な変拍子もこなすプレイは魅力的だ。 曲の持つ雰囲気はモヤモヤとした浮遊感なども感じる事が出来たり、どこか不思議な世界を彷徨(さま)っているかの様な感じも受ける。 疾走感はホボ0に近いのと、どこか派手さに欠ける曲がドカドカ立ち並んでいるので、そういった要素が嫌でないなら良いAlbumだと思う。 |
4th Album | Flow |
1997年発売 | |
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1.Gethsemane 2.Angel (come walk with me) 3.A Virtual Lovestory 4.Flow 5.Cry 6.Reach Out 7.Tell Me When I'm Gone 8.Hold On 9.Cardinal Sin 10.Would It Be The Same |
Conceptionの4th Album。 うーむ、全体的に楽曲の作りが荒い気がする。意図的な物だろうけど…。 エフェクトのかかりまくったロイ・カーンのヴォーカルや、ドヨーンとした雰囲気を醸し出すベースやら、何やらでちょっと退廃的な感じがする。都会の暗部みたいな。 #8だけクラシカルなテイストのバラッドで、この曲だけかなりKamelotっぽい。#10は、疾走するメロディと妖しげなキーボードが交互に入れ替わるところが、心地良い。 この後、ロイ・カーンはKamelotに移籍してしまう。事実上、Conceptionは解散。Conceptionのノイジー(?)な味わいはKamelotで上手い具合に消化されるので、これ(移籍)はこれで良かったんではないかと。 このアルバム自体は、現代の"ロック"が好きな人(U2とかRADIOHEADとか)は良いのだろうけど、この手のサウンドは、叙情性が薄くて粗野な感じがするので 僕はちょっと苦手。と云う訳でちょっと評価低めです。 |
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