最終更新日時 2008/06/19 |
Top>CD Review>Heavy Metal |
ジャンル | ネオ・クラシカル |
出身国 | フランス |
Official Site | Adagio Official Web Site |
1st Album | Sanctus Ignis |
2001年発売 | |
1.Second Sight 2.The Inner Road 3.In Nomine... 4.The Stringless Violin 5.Seven Lands Of Sin 6.Order Of Enlil 7.Sanctus Lgnis 8.Panem Et Circences 9.Immigrant Song 10.Nozama 11.The Stringless Violin #10、#11はBonus Track |
|
フランス出身のステファン・フォルテ(G)が率いるプロジェクト"Adagio"の1st Album。 他のメンバーはデイヴィッド・リードマン(Vo,PinkCream 69)、フランク・ハーマニー(B)、ダーク・ブルイネンバーグ(Ds,ELEGY)、リチャード・アンダーソン(Key,MAJESTIC)と豪華なメンバーになっている。フランク・ハーマニーはステファン・フォルテの友人らしい。 数あるネオ・クラシカル バンドの中でも屈指の実力を持つと言っても差し支えないステファン・フォルテのギタープレイはとても素晴らしいと思う。早弾き、ネオ・クラシカルな奏法、叙情的なプレイ、そして、"間の取り方"など聴き所は多い。この手のギタープレイヤーが陥ってしまいがちな、自分のソロプレイのフレーズをひたすら組み合わせた感は皆無に等しく、曲の完成度も高い。 また、楽曲の持つ格調高い雰囲気もなかなか素晴らしく、結構良い線までいっている。ただ、残念なのが、クラシカルな音楽で重要な"音色"、これがシンセサイザーを使っていて、ヒジョーに残念。せめて、コーラスぐらいは、生で多重録音するとかして欲しかった ^^;;。で、キーボードのソロも早弾きなのは(メタルっぽくて)良いと思うのだが、音源が"コンピューター音源"クサくて、趣が削がれている様な…。また、デイヴィッド・リードマンの歌い方も気になる。すぐに声を張り上げてしまって、クラシカルな印象があまり無い。もうちょっと丁寧に歌った方が良い様な…。 ステファン・フォルテ自身の持つポテンシャルは高いと思うので、次回作に期待。 |
Top>CD Review>Heavy Metal |