TI3:SE 3人プレイ

TI3:SE を3人でプレイした。ホントは、4-5人予定だったのだけど、皆様色々
都合が悪くて結果3名参加となりました。

まず、以下のレギュレーションで、ほぼ前回の6人プレイと同一。今回は、ルー
ル周りや色々気付いた事をメインに書いた。全般的には、ルールは多いものの
見通しの良いゲームシステムで、感心する。和訳ルール40数ページ強、カード
訳40数ページ弱という自分にしては厖大なテキストを駆使しなければゲームが
成り立たない割には納得感が高く合理的なルールが多いので、ゲームの運用
が苦にならない(はず/笑)。

参加種族: イサリル(皆勤賞)、男爵、ナール
利用オプション: 進路妨害、リーダー、バリアントストラテジー、バリアント目的カード、種族専用技術、アーティファクト、ショックトループ、宇宙機雷、ワームホールネクサス、設備建設、戦術撤退、メカトールレックス警備隊、議会声明、序盤スキップ、プリセットマップ、追加アクション・政治・技術カード

展開は、序盤まったり、中盤小競り合い、終盤大規模な戦争があちこちで頻発し
て満足いくまでダイスを振りまくり、皆エネルギーを使い切った後、終了。

前回TI3:SEのルールを整備しておいたので、ほとんどルールに関する解釈は
発生せず、スムースな進行であったと思う。また、リーダーの”外交官”の解釈
(1ラウンドに1回だけ、侵略戦闘を回避出来る/ゲーム中は1ラウンド中2回適
用してしまった)が誤っていたので、それに関しては次回以降訂正予定。

外交官
1ラウンド侵略戦闘(再度発生した場合は不可)を遅らせる。相手が許可した場
合に限り、敵の宇宙船のある星系を通過できる。

ストラテジーカードに関しては、8.インペリアル2ストラテジーカードを入れたバリ
アントストラテジーカードのセットにしようと考えていたのだが、4.プロダクション
とセカンダリーがかぶってしまうので、ゲーム展開に難がありそうに思えたため、
ほぼ通常通りの運用とした。ただし、ゲームの勝利条件を8点とした。(結果的
には、正解のように思う。)

3人でプレイすると、5.トレード2の価値がかなり低い(種族がトレード合意カード
弱めというのもあるが)様に思えた。また、プリセットマップは抜群のバランスで
本当に感心する。デフォルトルールの銀河作成はおそらく使うことはないだろう。

今回も種族専用技術を開発したプレイヤーは0であったので、意外に効果が薄い?
のかも知れない。技術に関しては、強弱がかなりあるので知識があるかないかで
強さが変わってきそうな感じ。特に序盤の「ステイシスカプセル」は鉄板と言って良
いほど、安定感があり使い勝手の良い技術のため、必須に近いレベルである。

ステイシスカプセル
あなたの巡洋艦と戦艦は1個の陸軍ユニットを運ぶ事が出来る。

PDSは、「ディープスペースキャノン」を獲得するとやたらと猛威をふるうので、個人
的には無意味と思われた「特殊起動ジェット」が重要なのかも知れない。

ディープスペースキャノン
あなたのPDSは隣接する星系の敵艦を砲撃出来る。

特殊起動ジェット
PDS射撃を受ける際、相手は-1の修正を受ける。隣接した星系からPDS射撃を
受ける場合は、-2の修正を受ける。宇宙機雷の判定を受ける際は、-1の修正を
受ける。イオンストームで移動を終了しなくても良い。

種族に関しては、私は”イサリル部族”を担当したのだが、アクションカードの引き
に左右されるため、運ゲーの要素が強く、アクションカードの強弱もまばらなため、
いまいち安定感に欠ける種族であると思えた。また、アクションカードは特定条件
下の限定的な効果なものが多いので、アクションカードに頼ったプレイはかなり辛
いプレイを強いられる様に思えた。

個人的には、手痛いプレイミスを何度か行ってしまったので、最下位となってしま
った。

ゲームの終了得点は10点であるが、8点ルールを採用することとした。結果的に
は8点で良い様に思えた。アメリカ産ゲームの特徴である、派手なゲーム展開で
敗者救済の要素(ほぼ)無しというゲームシステムのため、後半になればなるほ
ど負けているプレイヤーは消化試合を永延やらされるハメになるからだ。

戦争に関しては、バリアント目的カードの効果が強く、序盤から積極的に戦争が
発生する展開となった。得点を獲得する事が目的のゲームのため、戦線を維持す
ることはあまり意味が無く、目的である得点を獲得した後は潔く撤退する事も重要
である様に思えた。また、場合によっては技術開発(何となく重視しがち)を無視し
ても、軍備の拡大が重要である様に思う。そう考えると、4.プロダクション/7.テク
ノロジー2の2種のストラテジーカードを獲得した場合はアドバンテージがかなりあ
るように思えた。特にプロダクションは、場合によっては驚異的なスピードで爆発
力のある展開に持ち込むことが出来る。

基本的には、3人でも面白いゲームであると思うが、5-6人プレイが推奨に思えた。
どうしても、3人プレイだと両隣のプレイヤー間の勢力の崩し合いになりがちで、第
3勢力による不確定要素が無いため、生産体制が整ってしまうとどうしようもない
場面がかなり多く見受けられた。(これは、今回の目的カードが戦争関連が多すぎ
たのもあるかも知れない)

結果的には、6-7時間のプレイとなった。ゲームのシステムは十分理解できた事
と細かいルールの整理が出来たので良かった。次回は、帝国の時代オプション有
り、使用するシークレット目的カードを人数分選択し、全て読み上げた後、皆にラン
ダムで配布する。(ルール名称検討中)というルールを採用したい。

帝国の時代[Age of Empire/TI3]
公開目的カードが最初から全て公開されており、どれを達成してもよい。ただし、
最初の3ラウンドは、公開目的カードステージIIを達成できない。

22:53 追記。
今日ルール確認を行っていたら、またゲームの運用の誤りを見つけてしまった。
今回のプレイでは普通にイニシアティブナンバー(ストラテジーカードの番号)通り
プレイしてしまった。結果的に、連続して同じプレイヤーがアクションを行うケース
が見られた。

3-4人プレイ
合計2枚のストラテジーカードを合計値で小さいプレイヤーから行う。同率の場合
は、スピーカートークン(時計回り)に近いプレイヤーからプレイ。


TI3:SE 3人プレイ」への2件のフィードバック

  1. ナールの特権の逃走できるってのは、確かになかなか使い勝手よかったねー。

    やはり、一星域に2個SD作るってのは生産面ではずいぶん助かるし、CC節約の面でも良いね。

    しかし、アクションカードは突然くるから、強弱はあるにせよ、攻めるほうからすると嫌な存在やでー

  2. 1星系に2個のSDを作った後、それぞれのSDで生産を行うのはルール的には問題無いらしい。そう考えると、肥沃な星系を取ると相当有利だなぁ。マップ配置はゲーム開始前にある程度協議した方が良いかも知れない。

    アクションカードは後半ほぼデッキ状態だったでしょ。まぁ、それだけ使えないカードが多かったって事よ。

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