手塚治虫

手塚治虫の漫画を旅行中やたらと読んでいた。
少し前から気に入っていたのだ。
テーマが普遍的で良い。
あと、SF もあるのが良い。
世界の名作を漫画化したものがあるのも良い。

幼少の頃読んだ事のあった『火の鳥』を今読み直すとあまりの完成度
にビックリした。コリャ、すごいと素直に感動できた。

手塚治虫 = 少年少女向けの健全な漫画というイメージがあったが、
大人向け?の漫画も数多く残している事に驚いた。多作なのも驚いた。

短編・長編色々あり、時間にあわせて読む事が出来る。

『ネオ・ファウスト』、『MW』、『火の鳥』、『鳥人体系』は、特に完成度が
高いと思った。性の問題を扱っているストーリーが個人的には好きなん
だよね。あと、時間・・・輪廻転生。この辺りのテーマも好きなテーマで、
ガツンと来る。文明の進化・崩壊 => 人類への警鐘みたいなテーマも
好き。そういうのがほどよくブレンドされていて、くどくど説教臭くないの
も素晴らしいところだ。物語の持つ推進力で、読者に訴えかけてくる。

しばらくぶりに漫画を読んだけど、面白いね。


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