ソウルイーターを追え

マイク・レズニック作『ソウルイーターを追え』を読んだ。

凄腕ハンターのニコバー・レインが伝説のモンスター「夢望獣(ドリームウィッシュビースト)」を捕まえる。というただそれだけの物語。

キリンヤガ』が面白かったので、他のも手を出してみた。『ソウルイーターを追え』は、B 級 SF 小説だ。個人的感想は、まぁまぁ面白かった。全体的に訳が読みやすく、言い回しも若干ぞんざいな部分が多いのだが、かえって、ハンターらしい表現になっていたのではないかと。政治を皮肉ったりしている部分は、昔から変わらないのかも と思った。この人は権力者が嫌いなのかもしれん。また、いくつか未知の世界を説明してくれるのだが、比較的想像しやすい表現で書かれている。全体的には、楽に読めるエンターテイメント性の高い小説だ。こういうシンプルで直線的な小説は結構好きなので、読めて良かった。


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