2014年PCゲーム所感

今年もプレイしたゲームの中で強く印象に残ったものを適当に列挙する。
今年発売されたゲームだけでなく、私が今年プレイしたというルール縛りで Go!

あと、Dota2 は外しますわ。去年入れたので。

1. Legend of Grimrock 2
現在プレイ中のゲームを挙げてしまうのもどうかと思うが、間違い無く “久々の” 傑作なので1位とした。英語オンリーで日本語化不可。
フィンランドのインディーゲームメーカー Almost Human が開発した 3D 視点のダンジョン探索型の RPG。前作『Legend of Grimrock』は、『Dungeon Master』を現代の技術で再編したかのようなゲームであった。たしかに素晴らしいゲームだったのだが、全体的な垢抜け無さを感じるゲームであった。(とっても良いゲームなので、未プレイの場合は是非プレイしてみて欲しい) ところが、続編の『Legend of Grimrock 2』になり安易な表現だが、まさに全ての面でパワーアップしている。
心躍るキャラメイク、フィールドに裸一貫で降り立った時に感じる緊張感、初めてのバトル、そして難解な謎解き。
新ダンジョンは、洞窟内の探検だけでなく地上も探索可能になり攻略ルートの選択肢が広がった。職業や種族やスキルは種類が追加されキャラメイクの幅が広がった。キャラクタービルドは一新されとても分かりやすくなった。アイテム類は豊富になり戦闘の戦略の幅が広がった。敵の AI は賢くなり、戦闘もより楽しめるものとなっている。UI は整理されてとても使いやすくなっている。
こうあげていくとキリがない。
そして、ほぼメインと言って良い謎解き。おそらく、前作よりも難易度は上がっていると思う。ただ、解かなくても良い謎解き等が追加されているのでいわゆる”詰み”が発生する可能性が減っていると思う。
続編に期待するであろう全体的な感触がとても高度な次元でまとまっている。この要素が優れているだとか、この新システムがとても斬新だ という要素は少ないものの1つ1つの要素がとても丁寧に作られているのがとても素晴らしい。新要素も矛盾無くゲームに組み込まれていて有機的に機能している。何よりとても面白い。これは、まちがいなく傑作だ。

テーマソングも雄大でファンタジー RPG かくあるべしと自信に満ちた素晴らしい曲だ。
Legend of Grimrock 2 Main Theme

2. DRAGON FANTASY II
かなりグレーな作品のため URL リンクは無し。RPG ツクール 2000 をベースに作られた同人ゲーム。名前からも分かるとおり『DQ』と『FF』を混ぜ合わせたような世界となっており、戦闘システムは自作の『FF』のアクティブタイムバトルとなっている。移動は『DQ』に近く馬車のシステムが採用され、4×2で8人パーティで移動が可能。
ストーリーも意外な事に良くできていて、往年の『DQ』と『FF』の世界観をミックスしながらも矛盾無くゲームが進行していく。仲間になるキャラクターも多く好きな組み合わせでパーティ編成が可能でそれなりに全員使い所がある。ゲームの難易度も適切でボリュームも多いので、同人作品と侮れない作り込みを感じさせるゲームだ。なにより昔懐かしいキャラクター達を動かしてゲームを進行していくのが、大変面白い。
音楽は、著作権?の関係でスクエアのみ。ただ、相当な量の音楽が入っているのでこれだけでもお腹いっぱいになれる。さらに、戦闘の音楽は自分の好きな曲 (私は『ロマサガ3』と『ルドラの秘宝』がお気に入りだ) まで流せるときたもんだからオドロキだ。
作者以外から提供されたパッチも豊富で、コンテンツも盛りだくさん。20時間弱プレイし本編はクリアしたものの、追加コンテンツの方はプレイしきれずに終了とした。
良いゲームだ。

3. Tetrobot & Co.
これまたインディゲームのパズルゲーム。システム的な捻りはなく、パズルの中身で勝負という今時珍しい作品。
面クリア型の論理パズル集のようなゲームでコンテンツ量はそれなりに多い。問題の内容はやや難しいという程度で仕組みが分かってなければ絶対に解けないという理不尽な問題はおそらく無いと思う。(いや、1問だけある気もする…ネタ的なパズルなのでOKでしょう/笑)
さて、ゲームの内容は自機となるロボットを動かしてパズルをひらすら解いていくというもの。アクションパズルではないので時間制限等はない。時間をかけて考えて、トライ&エラーを繰り返していく。レベルデザインはとても優れていて、難易度上昇のカーブがとても心地良い。それと、完全クリアを目指さなければ適当にスキップ出来るあたりも良心的だ。問題の質も素晴らしく解けた時は唸らされる問題があった。
本編クリア後は Steam Workshop にも対応しているので、追加 DL でユーザー作成の悪意のある、そして、ユニークな問題に取り組む事も出来る。いくつかプレイしてみたところ良問が多かった。
音楽もアンビエント調で思考を妨げることなく、良曲揃い。とても良いゲームだった。

4. Desktop Dungeons
また、インディゲーム。ほとんどインディゲーしかやってないんじゃないかと(笑) これも、英語オンリーで日本語化不可。
このゲームは簡単に言えば Windows に初めから入っている『マインスイーパー』のようなゲームだ。それに RPG 要素というかローグライクな要素を組み合わせたゲームである。
ダンジョンを選択すると1画面で全ての要素 (画面スクロール等が無い) が表示され『マインスイーパー』よろしくドットを削っていく。アイテムなどを回収しつつ、段階的にマップを明らかにしていき、ダンジョン内に存在する Lv10 のボスをやっつける事が目的となっている。マップを明らかにしていく段階でザコ敵も現れるのだが、こちらから攻撃を仕掛けなければ敵は移動したり攻撃を仕掛けてくる事はない。そのため、倒せそうな敵から順番に倒していけばよい。
と書くと RPG の様な気もするのだが、基本はパズルゲーム。リソース配分を気にしながら攻略していくタイプのゲームで計算(ただし、簡単な計算)がメイン。
難易度はかなり高い方で、後半になれば相当運が絡む部分が多い。
とは言え、妙な面白さがあり攻略もプレイヤースキルが上がれば自ずとクリア出来る程度の難易度となっている。コンテンツも豊富で、1ダンジョンのプレイ時間が短いのも良い。繰り返しちまちました作業を進めていくのが好きなプレイヤーはオススメだ。

5. シルフェイド幻想譚
最後も日本の同人ゲームだ。かなり古いゲームで今から見ると大体10年ぐらい前で、RPG ツクール 2000 をベースに作られたゲーム。
まず、Web サイトを確認すると強烈な同人臭のする “1枚絵” これが苦手で敬遠していたが、何となく気になり古いゲームをプレイしてみようと思った。
いくつか変わった部分はあるモノの比較的オーソドックスなゲームシステムとなっている。周回プレイに耐えるような作りになっているあたりが特徴か。
戦闘のバランスがなかなか良い調整が効いていて、育成が面白い。ゲーム内の縛りも良く機能しているので、ある程度取捨選択しなければならないのも面白かった。
ストーリーの方は、とてもオーソドックスな作りではあるのだが、良くまとまっていて良い出来だと思えた。古き良き RPG と言った体裁で丁寧な作りに好感が持てた。


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